あなたも紙飛行機を折ってみては?

27点の答案用紙
今月の社内成績表
受け取って貰えかったラヴレター
書き損じた数枚の小説
などなど・・・
嫌なことみーんな紙飛行機にして空へ飛ばしてしまおう
空ほど広い懐をもったところはない
少なくとも私はそう想った。

2009年5月27日水曜日

空を掻く指先にある世界


『石の上にも・・・』より悲しいお知らせ
『基本情報処理検定』の結果発表が先日あったそうだが

とどかなかったらしい

彼の高校からR大学へいく道の一つでAO入試というものがある
そのAO入試を受けるためには何かしらの取柄が必要となっている
その一つがこの『基本情報処理検定』らしい

彼の言葉を借りるなら
「これでまたR大学への道が遠ざかったわけだ」という

「道が途絶えた」ではなく「遠ざかった」と表現したのはまだ希望を捨てていない
ということの表れだろうか
私はそんな些細なことに人の力強さを垣間見た気でいてる
彼にそんなこと言ったら「皮肉か」と言われそうだが

どんな真っ暗な道であってもその奥に何かしら『良いこと』待っている
絶望の中の希望を見つけようとするのが人間であると
カリフォルニア州知事出演の映画から学んだ

よくあるテーマでもある
だが、一歩踏み込んで考えてみよう
砂漠のど真ん中で水に餓え、辺りを見渡し絶望したとき
どこかに助かる術があるかもしれないと希望を持ち捜し歩く
結果、そこには『人間の干物』が転がっていて段々砂に飲み込まれて
いく様を想像するのに難くない

さて、希望とは厄介なものだとわかってくれたと思う
かと言って絶望しなさいという訳でもない

どうすべきか
納得いくまで考えてみてください
もし納得のいく答えが出たときそれが人の理だと知るでしょう

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