さーて今週の土曜プレミヤムは『ダ・ヴィンチ・コード』
あ、タイトルは気にしないでください
『ダ・ヴィンチ・コード』とは
宗教学者の主人公が暗号解読官のヒロインと共に
キリスト教の謎を解き明かそうとする推理小説である
たぶん中3後期のころから流行りだしていた記憶がある
その時の私は「流行ってるものには手を出したくない」という天邪鬼精神で
歯牙にもかけなかった作品の映画版が放映されたのだ
小説が映画になるのはこの頃の流行だろう
映画監督自体が話の題材を作るのが当たり前の時代は
もう過去になってしまったのだろうか
懐古主義な一面がある私から見れば寂しい話だ
そんな映画の感想を書く気になったのもラストシーンで
複線を見事に回収してくれたことに感動したからであろう
決して書くことが無く適当に選んだ訳では断じて無い
「複線を回収する」という作業は
作家としてはけっこう難しいものだと私は考えている
何故かと聞かれれば答えてあげるが世の情け
世界の平和は守らないが作品の良し悪しに
大いに関わるポイントだからだ
話を面白くするためにはその作品の世界観を
精密に描写しなければならない
そのことを仮定とした上で複線はその世界観を創り上げるとき
多ければ多いほどより精密な作品になる
が
その複線を回収しきれなかったとき
その作品は「駄作」に化ける
と私は独自でそう解釈している
無論、推論の域は出ることはないので誰でも否定はできる
この頃は「こまけぇことはいいんだよ」の様なエセ江戸っ子が蔓延し始めているようで
漫画や小説、アニメ、ドラマ、映画にこのようなことが見られないよう私は切に願う
話がずれた
ラストシーン巨大なガラスの三角形の下に小さな三角形があり
そのまた下に聖母マリアの遺体が眠ってるという設定が思わず突っ込んでしまった
ルーブル美術館のあの三角形がどう見ても現代の作品なのに
どうしてローマ時代の謎解きの答えになってっんだよってね
笑っちゃうよねゲラゲラゲラゲラゲラwwwww
最初で感動しといて後で貶すとか
「こまけぇことはいいんだよ」
・・・これが「最後の一言で台無にでき程度の能力」だ
さて、続編の『悪魔と天使』は買いに行くべきか否か
悩むなぁ
このコメントは投稿者によって削除されました。
返信削除書き込んだらなぜか本名が出た(笑
返信削除