あなたも紙飛行機を折ってみては?

27点の答案用紙
今月の社内成績表
受け取って貰えかったラヴレター
書き損じた数枚の小説
などなど・・・
嫌なことみーんな紙飛行機にして空へ飛ばしてしまおう
空ほど広い懐をもったところはない
少なくとも私はそう想った。

2009年9月21日月曜日

森のくまさん

る良く晴れた2月の空の下
少女は鬱蒼と生い茂った松林でキノコを採りに出かけていた。
雪はまだところどころに残っており、日の光を浴び輝いている。
そんな幻想的な森の中で少女の気分が晴れないわけは無い
思わず単調なメロディーを口ずさんだりしてみる。
その歌唱力に惹かれてかクリっとしたかわいらしいおめめが少女を捉えている。
そんなこともしらずに歌い歩き続ける少女の眼下に一面の花畑が広がる
駆け足で近寄り、思わず飛び込んでみる
花が舞い上がり雪のようにまた舞い降りてくる
少女は大きな青のキャンパスに白い絵の具が流れていくのをただ、ただ見つめ
しばしこの世から別れを告げ夢の世界に行って見る。
ああここは産まれるときの風景だろうか
大量の血生臭い破水、産声をあげ、顔をくしゃくしゃにして産まれてくる赤子
私もこうしてこの世に生を承ったの
そして、いつか私も・・・
そこで私は目覚めた
辺りは先程より日陰が多くなり真昼に近づいていることを示している。
早く帰らないとお昼ご飯に間に合わなくなってしまう。
少女はお花畑から続く小道へわき目もそらさず駆けていく、駆けて、駆けて、駆けて
どれくらい走っただろうか少女は大きな岩の前で振り返ってみる
道端に花が咲き乱れ舗装はされてないものの改めて綺麗な道だと再確認する
ふと、岩の苔が動いた。ああ苔ではない毛皮だ。
そして、毛皮があるのは石のような無機物では無く、生物である。
その生物はおめめがクリっとしており口からは破水が流れ落ちている
これは夢の続きなのだろうか、それともまた新しい夢なのだろうか
子宮口には白くとがったものが付いており
そこから出てきた頭部はくしゃくしゃな顔で
「ぉじょおs、んおぃけなさい、おにげなsい、おじょぅ」
赤子はまた子宮へともどっていった。
ああ、やっとわかった。
くまさんと出会ったのだ。
         おわり      



こんな遊びみたいなことを書いているとすごくきもちわるくなります

どこぞのゲームに「森のくまさんとのはーとふるこめでぃを・・・すみません」

なんてのがありましたがこれもなかなかの「はーとふるぼっこ」になったとおもわれます

でもまぁ地の文が弩三流なのでグロくはないとおもいます

できれば厳しい指摘や評価、挿絵的なものが欲しいですね

まぁたまにはこういう嗜好もいいもんだ

1 件のコメント:

  1. SUN値が下がりますた。

    うん最後だけクトゥルフっぽいね。
    こういう感じの話、別に嫌いじゃないんだぜ。

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