流行ってるみたいです
『インフル』では無くもっと性質の悪い病気が
その名も『厨二病』という
この病は治療法も無く特定の人に伝染しいていき最後には
社会から孤立するとまで言われている恐怖の精神病
中学二年生という多感な時期に発症しやすく
発症したらなかなか完治しないと恐れられた病だ
近頃、その兆候がみられていた友人が発症し
また別のところの友人も昨日再発したみたいだ
私もその病にかかっているらしい
うぐっ、また左腕が呻いてやがる
は、早く・・・冷水に漬けて治めなければ
いや、ファニーボーンの隣の神経を強打しただけですけどね
あの焼け付くような痺れは冷水で冷やしても何もなりませんけどね
そろそろ始めようと思います
あとタイトルと画像で何のことかわかる人
あとで月光蝶で封印してください
では小説スタート
そろそろストーブやコートを片付けても良さそうな気候が、ここのとこ続いている。
もう、あの儚く消える白くて冷たいものが、空からは降ることがないだろう。
妖精が知らしてくれる訳ではないが、『春』が来たというのは皆、感じ始めた頃合だったのを、覚えている。
あの日の空には一面に青色が澄み渡り、何の形にも見えない雲がちらほら見える程度で、絶好の昼寝日和であった。
それのせいでもあったのだろう。彼女にしては珍しく机に突っ伏して深い睡眠に落ちていた様だ。
僕はそれを好機と思い、友人に次の体育は遅れると宣言しておきゆっくり待つことにした。
あと三分ぐらいで予鈴が鳴ると時計に目を移したときだった。彼女はいきなり机から顔を上げ時計を睨み立ち上がって周囲を見回し、垂れていた涎を右腕で拭うと一目散に、涎がまだついたままのノートを閉じて、教科書と共に机の中に押し込んだ。
あっけにとられて身動きできなかったが、足早にロッカーへ行こうとしたとき、僕の目線と彼女の瞳を捕らえ、また彼女の目線も自分の瞳を捕らえていたのだろう。
時間が止まったかのように全てのものが凍りつき動いていなかった。
「あ、あの僕、あなたのことが」
先に時計の針が動き出したのは僕の方だったが、彼女の時計は止まったいた分を取り戻すべく三倍の速さでロッカーから体操服を鷲づかみにして、一番近い教室のスライドドアから出て行こうとしている。
ここまで来た僕は引き下がれなった。彼女の右手がドアの取っ手に手をかけたとき、僕は彼女の左手首に手をかけ、彼女が左手で掴んでいた体操服がハラリと床に舞い降りた。
「待って河森さn」
その瞬間、僕が掴んでいたはずの花の茎の様な軽くか細い手首は、いつの間にか掴み難い丸太と化し、鉛を持たされた様に重く大蛇を彷彿させ、おまけに鋭い眼光がこちらを貫いている。
違う、これはドアの方を向いていたはず彼女の目線がこちらの瞳を貫ているのだ。
蛇に睨まれた蛙よろしく、動けない僕の手の甲へ蛇は噛み付いてきて獲物を螺旋切らんばかりに捻り倒した。
床はタイル状になっており、頭を打った衝撃は結構なもののはずだが、あまりの恐怖で痛みが感じられず、成すがままになっている。
また、目が合った。上から覗き込んでいる彼女の瞳には光が反射しておらず、恐怖そのものを代行している様であったがために僕は慌てて目を逸らした。
その先には、右脚を上げスカートが捲り上がり露になった白いフトモモがあり、その源に白いパンッ・・・。
僕の記憶はそこで途切れ、起きたときには教室は騒然となっており、先生に何で体育をサボって寝ていたんだと問い詰められる羽目になり、ただ昼寝していただけだと歯切れの悪い言い訳で誤魔化した。
後ろでまた蛇の視線に貫かれている気がしたからだ。
僕はもう一生、女性と付き合える気がしない。
「「と、まぁこんな話があったみたいですよ」」
「「あの真面目な誠人が寝ていたって大騒ぎした
裏にこんな話があるとはな」」
「「どうおもいます?」」
「「使える、の一言に限るな。だが、そう簡単に駒になるか?」
「「なりますとも、私に考えがあります」」
「「そこまで言うなら成功の一言しか聞かんぞ」」
「「ええ、任せてください。全てはジャルフの為に・・・」」
Wait until next time.
疲れた。5時から書いてこの様だよっ!!!
『ジャルフ』は『ネルフ』からの引用ではなく
とある架空の組織の名称を改変して使わせて貰いました。
不満のある方はどうぞもうしあげください
あと、すべてを終わらせる魔法の言葉を
この作品はフィクションです。
実在する個人、団体等とは一切関係ありません。
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